はや7月になり、梅雨明け間近です。
長雨のあとは猛暑、野山に出かける気がしません。
このようなときは妄想に耽るに限ります。
拙ブログの過去記事である
ダム湖に沈んだ村
の中で「1996年6月、岐阜や福井を釣り歩いたことがあり・・・」と記しました。
その釣行のことが寝床の中で蘇ってきました。
具体的にはまず、岐阜の白山連峰の別山あたりから発する尾上郷川へ行きました。林道は長大ですが、入口ゲートの鍵がネット上での噂通りバッチリ開いたので車を乗り入れました。平日なのに支流との出会いにはきっと釣屋のでしょう、車が停まっていました。林道終点と覚しき所から川へ降りてしばらく遡ると、大きな淵に尺イワナが悠々と泳いでいるのが見えました。しめしめと思ってエサをたらしましたが見向きもしません。結局、この谷ではボウズに終わりました。
次は、北上して境川へ行きました。終点の境川ダムはダム湖になっていて釣り竿を垂らせませんでした。
<境川湖、右上の尾根は三百名山の大笠山へ>
仕方がないので山越えをして隣の加須良川へ行くことにしました。結局、釣れそうもなかったからか思い出せませんが、Uターンしました。Uターンした広場にオンボロな古民家があっ
て数人のおじさん達が手直しらしきことをしていました。その際、「俺たちはオウムやないで。にいちゃんもしばらく遊んで行けや。」という風なことを呼びかけられました。境川へ戻る峠には、先行の車が待ってくれていました。「怪しげなおじさんたちに私がどうにかされたのではないか」と心配していたようです。いったいあの人たちは何なんだったのでしょ
うね???
さらに北上して金沢に至り、犀川で釣ることにしました。犀川ダムで降りると、ここが金沢から車で30分足らずとは信じられないくらいあたりの樹林が深山幽谷の趣でした。帰ってから調べてみると「原生自然生態系保全地域」だったかに指定されているとのこと。1時間あまりだったかダム湖岸の細道をトボトボ歩いていると、地元の人たちでしょうか、船が滑るように進んで行き羨ましく思いました。一旦、倉谷川に入ってから山越えで二又川に出ました。
<二又川への山越えの途中で・・・>
<支流の滝つぼで一匹釣ってヨシ>
二又川の上流には秘境・犀滝があるそうですが、残念ながら時間切れ、他日を期すことにしました。
下山後、さらに福井に入り、冠山峠を越えてシタ谷でちょっと釣り、旧・徳山村に差しかかったワケです。
いつしか、妄想が深まって・・・。
(続く)
2 件のコメント:
思い出の地が重なりますね
尾上郷・・終点まではいきませんでしたが 何度も通いました
いまはゲートのカギが代わり入山困難です
加須良川・・行ってみようと思っていたが 遠い・峠が難所の感じ で 行ってません
出会った方々は 旧村の人ではなかろうか
倉谷・・鉱山の話は次回かな?
シタ谷・・荒れていて 釣れなかった思い出があります
まいど!早速のコメントありがとうございます。
>いまはゲートのカギが代わり入山困難です
そうですか!かなりの年月が経ちましたもんね。
>加須良川・・行ってみようと思っていたが 遠い・峠が難所の感じ で 行ってません
>出会った方々は 旧村の人ではなかろうか
たぶん、悪い人ではない、と思います。
>倉谷・・鉱山の話は次回かな?
お察しの通り!ご期待ください!
>シタ谷・・荒れていて 釣れなかった思い出があります
冠山につきあげていて険しそうなので自分は深入りしてません。
コメントを投稿