私と「鍼灸(しんきゅう)」との縁

鍼＝ハリ、灸＝やいと、のことなので、念のため・・・。

＜20歳過ぎの学生時代＞

登山のトレーニングとしてしばしばランニングしていたところ、足裏が痛みだしました。そこで、大学病院の整形外科に駆け込んだのですが、ラチがあきませんでした。

所属山岳会の山スキー山行を前日ドタキャンする羽目になり、ひんしゅくをかいました。

しかし、総勢11人で栂池スキー場から天狗原を越えて平岩駅に滑り込む途中、蓮華温泉の直前にて雪崩に襲われ、4名埋没、3名は直ちに救出されましたが、1名が人工呼吸にて辛くも生還、というアクシデントがあったのです。自分が参加していればもしや、という出来事でした。

その後、ワラにもすがる思いで近所の鍼灸院に駆け込んだところ数回の施術でウソのように治りました。

＜30歳過ぎだったかな？＞

ふとしたことでヨガに縁ができ、沖正弘先生がおわす静岡県三島市の本部道場に行ったときのことです。先生に個人指導(異常直しの体操)を受けたところ、

「頚椎が歪んでいる、高所から落とされたことはないか？」

と喝破されました。助手の弟子たちにも、

「放おって置くと大変なことになる」

と脅かされました。

けれども、処方された体操が24種類もあり、首肩のコリも大したことなかった、ので三日坊主に終わってしまいました。

＜40歳前後だったか？＞

いわゆる坐骨神経痛になり、会社系列の病院に駆け込んだところ、痛み止めももらえず様子見、と宣告されました。

見切りをつけ、会社の近所の鍼灸院に駆け込んだところ数回の施術でウソのように治りました。

＜これも、40歳前後だったか？＞

カカトの痛みで、会社の近所の鍼灸院に駆け込んだところ、アキレス腱の肉離れなので鍼灸では治らない、と言われました。一般の西洋医では聞けないセリフですね。

＜新米の高齢者となって・・・＞

この5月頃に突然、首が痛みと共に片方に回りにくくなりました。

最近、諸々の事情が一段落したので、近所の鍼灸院に駆け込んだところ、「頚椎の湾曲」を指摘されました。

湾曲箇所の片一方側だけにガングリオン(腫瘤)が出来ていて、それが限度を超したので痛みだしたのだろう、との見立てでした。

それで、若い時のヨガ経験を思い出したのです。

前回までは、鍼(ハリ)・灸(やいと)・低周波電気、の組み合わせでしたが、今回は、鍼(しばらく刺して置く)・マッサージ、で、置鍼(おきばり、ピップエレキバンみたい)も併用してます。

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