ネット言論にはコロナも相まって外国人を目の敵にするような言説が溢れています。
移民で建国した米国などとは違いほぼ単一民族でやってきた日本では外国人に対する忌避感・警戒感が強いのだと思います。
とは言ってもネットにわざわざ投稿するような人種は、学生や年金生活者のようなヒマ人か腹にイチモツあるような言論人、いわゆるノイジィマイノリティーであって、仕事に忙しい現役世代は言わばサイレントマジョリティーであると思います。
とは言え、ノイジィマイノリティーなるネット言論がサイレントマジョリティーに影響を与えることも少なくないのもまた事実です。
そこで、どれくらい国内に外国人が居るのか調べてみました。但し、外国人旅行者(3ヶ月以内、いわゆる短期ビザ)は除き、長期滞在者(長期ビザ、いわゆる在留外国人)に限ります。
で、便宜上、2016年を取り上げますが、データの最初を見ると
平成 28 年末(2016年)現在における在留外国人数は,238 万 2,822 人
我が国の総人口1億2,693 万人(平成 28 年 10 月 1 日現在人口推計(総務省統計局))の 1.88 パー セント
とあり、そんなに多くないことがわかります。また、在留資格別の内訳(6ページ)は
となっています。また、その数はに示されるように年々増加しています。
結局、日本に長期滞在している外国人の人数は
長期滞在者(長期ビザ、いわゆる在留外国人)+帰化人(もと外国籍の日本国籍所持者)
となりますが、日本国籍所持者の中にはもともと外国籍だった人も含まれています。そのようないわゆる帰化人の人数を調べた結果、約54万人だそうです。
で、結局、長期滞在者(長期ビザ、いわゆる在留外国人)238 万人+帰化人(もと外国籍の日本国籍所持者)54万人=計292万人が常時、日本に長期滞在している外国人となり、人口の約2.3%となります。米国などの惨状?と比べればまだまだ恵まれてると言わざるを得ませんね!
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