2016年9月23日金曜日

経済のお勉強~欧州壊滅・世界急変~

長年、日本国の政治・経済・歴史に無関心であったことの罪滅ぼしにと、大掴みにでもポイントを把握したいと、ネットや書籍などで勉強した結果を、ブログ記事にしてみたところ、思わぬ連載?になってしまいました。次回からは、気分転換ではないですが、しばらく異なるテーマにしたいと思っています。

欧州壊滅 世界急変: 「英EU離脱」で始まる金融大破局の連鎖

どうやら、EU崩壊が進んで行きそうです。OneWorld・EU共同体の夢は、どうやら、かっての共産主義思想と同じく、単なるユートピア思想であったようです。

共産圏であった東独出身のリベラル主義者メルケル首相もこんなはずではなかったと悔いていることでしょう。リベラル思想というのも怪しいものですね。低賃金国から高賃金国に労働者が大量流入すれば、賃金水準が下がり、失業者が増大し、社会保障費が増加するのは、よくよく考えてみれば当たり前のことでした。

我が国においても、終戦後、朝鮮人が大量に密入国し、現在では100万人近く、憲法違反の生活保護受給・政治活動・高犯罪率など看過できない国内問題であることが多くの国民に周知されつつあります。

さらに、不気味な多文化共生のたくらみを推し進める勢力も暗躍しています。ネット上に良いまとめがありました。


また、新聞紙上では、

【阿比留瑠比の極言御免】蓮舫氏の二重国籍疑惑を不問に付す民進党は、国家を否定・軽視して大混乱を招いた旧民主党時代と何も変わっていない(2/3ページ) - 産経ニュース http://www.sankei.com/premium/news/160909/prm1609090005-n2.html

にて、民主党は、国家解体を志向する政党だった、と厳しい指摘がされています。国家解体・・・、あれっ??民進党は限りなく共産党に近づいてきたようですね。

また、国家意識皆無な民進党・蓮舫党首については、台湾籍のみならず中国籍疑惑も指摘されてきています。折しも、蓮舫の事業仕分けに対する、当時の小池百合子議員のツイッターでの指摘が鋭いと話題になっています。


なお、事業仕分けについては、野放図な公共事業削減による土木事業者減少が東北大震災の復興を著しく遅らせているという批判などもされています。

とにかく、民主党売国政権は「コンクリートよりヒトへ」という経済音痴的な甘言多くの国民を騙しましたが、その失政の尻拭いに安倍政権が奔走しているというのが実態と言えるでしょう。

さて、話を元に戻しますと、EU混乱は、つまるところ、ヒト・モノ・カネの野放図な移動自由化により、国家・国境の枠組みをおろそかにした、そのツケが回ってきた結果ともいえるでしょう。
国家・国境の枠組みを堅持することこそが、この地球上で異なる価値観を持った民族が共存するための唯一の方法である
という真実を再認識すべきではないでしょうか。

さてさて、今回読んだ本についても、またまた横着して、アマゾンの書評を拝借して内容紹介に替えることにします。

特に、第6章「大混乱へ向かう世界で日本が躍進する道」では、日本の内政問題について、興味深い指摘がなされています。

・第1章「英EU離脱で世界の勢力図が大激変する
イギリスの国民投票の結果分析と、直近1カ月ほどの間の市場や世界の動きを解分析。グローバリズムの終焉と、イギリスの動きがなぜ中国に影響するのかを解説しています。

・第2章「2017年、EU分裂への秒読みが始まる
 金融、経済、難民といったEUが抱える問題を紹介。CoCo債とドイツ銀行フォルクスワーゲンなど、金融も経済も深刻な状況であると分析しています。また難民問題では収拾がつかず、EU各国が国境を復活。EUが自力ではこの問題を解決できないと指摘しています。

・第3章「日本主導で『中国排除』が世界の新秩序に
 混乱するヨーロッパとは対照的に存在感を増す日本の話題。日本が進める対中包囲網を伊勢志摩サミットと首脳宣言から分析し、次代の世界秩序が日本主導で構築されつつあると、指摘しています。

・第4章「絶命寸前の中国経済、そのウソと矛盾
 中国問題を解説。バブル崩壊後の中国が、さらにイギリスという後ろ盾を失ったことで混迷を極めてると指摘しています。
 なお、この章は昨年出版された『中国壊滅』『余命半年の中国経済』の「その後」であり、併せて読むといいでしょう。中国の状況が渡邉先生の予想した通り……というか、悪いほうに悪いほうに進んでいるのが、わかり過ぎて切なくなります。

・第5章「租税回避でねらい撃ちにあうグローバル企業
 脱グローバルを経済の面から解説。世界の流れが低賃金国生産から最終消費国生産にシフトしてくことを、アップルとトヨタを例にして、わかりやすく説明されています。
 この章については今年5月に発売された『パナマ文書 : 「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う』のダイジェスト的な感じになっていますので、『パナマ文書』も合わせて読むといいかもしれません。

・第6章「大混乱へ向かう世界で日本が躍進する道
 消費増税再延期と参議員選挙など、最近の国内問題を採り上げています。参議員選挙で浮き彫りになった野党の迷走ぶりと連合の分裂、安倍政権と財務省やメディアの関係にも言及。日本の製造業の可能性を評価するいっぽう、銀行には厳しい指摘をしています。


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2 件のコメント:

bandlover さんのコメント...

お疲れ様です

いつも、当方のコメントに適切なる対応をいただき感謝しています

さて、
>低賃金国から高賃金国に労働者が大量流入すれば、賃金水準が下がり、失業者が増大し、社会保障費が増加する
この定理?には、さらに価値観の多様化が加わり、共生には相当高度な認識の対応が必要になると思います

昔、diversityの研修(講師・内容とも英語)を受けたが、多角度の認識テストを事前に実施し、自分の認識を理解し、多様性について理解する内容だった
単一民族でさえ、意識のベクトルを合わせるのはむつかしい(例:町内・マンションの意思決定)のにさらに異なる民族となると難易度が高度化・複雑化しますが、研修での解決策は、まず立場の相互理解(相手の背景の理解・・宗教も含めて多くのこと)と目的の共通理解だったように思います。
このような理論的なdiversityの研修は、長らく単一民族国家であった日本では皆無ではないかと思います(研修は多民族国家・グローバル企業での経験に裏付けられているよう)

企業としてdiversityの対応はまだまとまりそうな気がしますが、国となると難易度は相当高いでしょう、よってEUのまとまりは崩壊する可能性は高い

意識・理解が共有されない限り
>多文化共生なんか、ありえない
言い出している人にdiversity研修の認識テストやらしたい

>国家・国境の枠組みを堅持することこそが、この地球上で異なる価値観を持った民族が共存するための唯一の方法である

という結論に賛同できます

なかなか、むつかしいテーマに取り組まれている姿には感心します
どんなテーマでもお願いします

迷山漫幽 さんのコメント...

またまた気合の入ったコメントありがとうございます。
どういうわけかスパムと認識されてましたので解除したら表示されました。

diversity・・・何年か前に会社で聞いたことがあります。本格的な研修、それも英語!!、を受けられたんですね。多様性の共存が至難なこと、よく理解できました。

>言い出している人にdiversity研修の認識テストやらしたい

言い出してる人も、案外、出来っこないことを見越して、社会を混乱させるのが狙いで言ってるのかも!!つまり、工作員!!

>なかなか、むつかしいテーマに取り組まれている姿には感心します
どんなテーマでもお願いします

いやいや汗顔の至りです。日本人として自分なりの見識を持たねばならないと思ったまででして。それを自分の中に秘めているだけではあまり意味がないので、一応、世間の目に触れさせようと・・・。ではまたいろいろ書くつもりですので御笑覧ください。