2015年3月31日火曜日

南紀熊野・石拾い旅(その2)

 翌日は、大井谷へ。2年ほど前に、実力派探石マニア「たこやきさん」のHPで詳しく紹介されたのですが、何時でも簡単に行ける、のでかえって延び延びになっていました。E→D→C→A→Bと各沢を回ったが、かなり時間が経っているせいか、E,Cで、豆水晶レベルのしかなかったです。Cのは、少し紫がかっていました。

<魚卵石?>

<C沢>

 お次は、ここも4年ほど前に石友さんに連れてってもらった、橡谷の産地へ。かなり開拓がすすんでいました。

<橡谷産地>

 穴ぼこをほじくっていると、すぐ上から砂がパラパラと落ちてきたかと思うと、突然、ひと抱えもあるような岩塊が剥がれ、身体をかすめて落ちてゆきました(汗)。やばそうなので、これまでとして一旦は降りました。しかし、喉元すぎれば、奥の新鮮な水晶脈が気になり、新品のバールを手に、周囲の岩を刺激しないようにして、再チャレンジ。幸い、何事も無く、多数の収穫を得ました。

<水晶脈!!>

<収穫!!>

最後は、上多古の水晶窟へ。なんともそそる名前ですが、「川上村の七洞」として村おこしの一助にされているようですので、ハンマーは置いてゆくことにしました。事前予想がズバリ的中してあっけなく辿り着きました。頭上は両岸壁が覆いかぶさっていて、ヘルメットを置いてきたことを少し後悔しました。

<水晶窟!!>

 左穴がメイン。数m入ると左に折れます。

<更に奥へ続く・・・>

 外に出ると、かすかに頭痛がしました。有毒ガスのため入洞禁止、という情報もあったので、要注意かも。岩場を攀じて右穴も覗いてみたがこちらは浅くて大したことなかったです。下る時少しビビってしまいました。

<山上ヶ岳は未だに残雪>



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