2009年8月22日土曜日

聖音「オーム」

先月、熊野赤倉の「ちゃや」訪問の帰途、玉置神社を参拝した折、Nさんが私の肩口を指差して、「オーム、ですね」と、しきりに口走るので、私は面喰ってしまい、思わず「オウムとは関係ありませんヨ」と”おうむ返し”に返答してしまった。落ち着いて、よくよく自分の肩口を覗くと、そこには下記の紋様があった。


実は、このTシャツはヨガ教室にて購入したもので、その紋様は、聖音「オーム」を表す3文字の梵字であった。これを知っておられるとは、さすがインドにも造詣が深い言語学の教授でいらっしゃるなと感心してしまった。ところで、「オーム」とは、ヨガのマントラ(呪文)であって、沖ヨガ教室では、「アー、オー、ムー」の3音で発声している。また、「マントラ」とは宗教的修行の際に唱える呪文であって、よく知られているものに日蓮宗の「南無妙法蓮華経」などがある。

なお、こういう「マントラ」や「経典」の読誦が心身に及ぼす効用について興味のおありの方は、ヨガの書物を参照されたい。

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