土曜日に記事を書いたばかりなのだが、本日、帰宅時の通勤電車にて珍しい出来事があったので、1週間を待たず書くことにした。
若い時の上司であったIさんが、途中の駅から乗車されてきて、なんと私の隣に座られたのである。第一声が「痩せたね~、声もかすれてるし」。これは、久し振りに会った人が私にかける常套句なのである。氏は、おん年67歳、いまだ現役、わが社の社内ベンチャーにて、内視鏡手術の際の画像ナビゲーション装置の開発を自ら実務者として担当されているとのこと。そろそろ楽隠居なのでは、と水を向けると、「困ったことに年々仕事が増えてきてるんや。」とのこと。また、当時の鬼所長だったS氏からは、新しい構成の無響室を作ったと、写真が来たとのこと。S氏と言えば、「Technics」の名付け親として有名な方である。いやはや、同じ社員でも偉い人は違うなあと感心してしまった。
乗換え駅で下車しようとすると、Iさんも下車しようとするので尋ねると「整体に通ってるんや」とのこと。ヨガの先生から日頃、「整体はあまりよくない」と聞いているので、ヨガを勧めれば良かったかな。
次の電車に乗り込み、優先席の前に立ったとたん、女子高生が「どうぞ、お座りください」。はじめての事態に少々狼狽しながら「そんなに年とってないけど・・・」と小声でつぶやきながら、ありがたく座らせてもらう自分であった。ひょっとして、見るからに疲れて見えたのかな。ひょっとして、死相があらわれているのかも。
こんな縁起でもない冗談を書くのも、実は、定期健康診断にて、前年より成長した白い影を肺に指摘されたからでもある。産業医は、2~3度、「タバコは吸ったことないですよね」と念押しされ、「急ぐなら精密検査を明日にでも手配しますよ」といってくれたのだが、夏休み前にバタバタするのはいやだったので、標準の日程でと、後回しにしてあるのである。
さて、週末は、錫杖岳リベンジなるであろうか。最近、目ぼしい山に登ってないので、息切れしないようゆっくり登ることにしよう。
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