ポケットから取り出して、すぐ使えるように、
・入山前に、パスワード設定があれば解除
バッテリー消費を軽減するために、
・入山前に、機内モードに設定
明るい日照下でも、画面がよく見えるように、
・輝度を「自動調整」
冬季、手袋でも使えるように、
・タッチペンを用意
雨天でも使えるように、
・防水ケースを用意
前回、土蔵岳では、バッテリー半減ほどでしたが、
・予備バッテリーを用意
カメラとしては以上で良いかと思いますが、GPSとして用いる場合を以下に紹介したいと思います。
但し、カシミールで軌跡データを管理してゆくことを想定しています。
<必要なアプリ>
①山旅ロガー
GPS軌跡を取得します。
有料の山旅ロガーGOLDがいいです。
②地図ロイド
パソコンソフトのカシミールのスマートフォン版です。
指定したエリアの国土地理院地図を、都度、ネット経由で取得表示します。
<手順>
なお、パソコンとスマホのデータ受け渡しはDropBoxを使用しています。
①目的ポイントを地図ロイドにインプット
<パソコンでの操作>
ポイントを作りたい場所を、右クリック
適当な名前を付けて作成
編集>GPSデータ編集
ポイントを選択
適当な名前を付けて、GPXデータ(point.gpx)として、DropBoxフォルダにコピー。
<スマホでの操作>
DropBoxフォルダより、point.gpxを地図ロイドにエクスポート
地図ロイドにて、
メニュー>ブックマーク
新規に出来たグループを選択
右下▽マークより、「地図にグループを一括マーク」を選択
これで、予定ルートをスマホにインプット完了。
②目的エリアの地図を地図ロイドにダウンロード&インプット
山中ではネット圏外のため、目的エリアの地図をスマホにあらかじめインプットしておく。
・まず、地図データの保存先をSDカードにする
「保存先設定」のボタンを押す。
・つぎに目的エリアの地図をダウンロード&保存する
メニュー-「地図管理」から「一括読込」のタブを出して
「一括読込」ボタンを押すと、一括読み込みエリアの一覧画面が出る。
ここで「新しく取得する」を押す。すると読み込む範囲の指定が始まる。
取得したい左上隅の位置を決めたら、次は右下の位置を決める。同じように中央のピンの位置を取得したい右下隅の位置に合わせて、ピンをタップ。
タップすると,読み込み前の確認画面が表示される。
ここでは設定するエリア名の指定と、読み込む内容の確認ができる。
ここで「取得開始」を押すと、地図データの取得を開始する。
読み込みが終了するとメッセージが出る。
③山旅ロガーにて軌跡取得開始・終了
山旅ロガーを起動し、測定開始ボタンを押し、ガイダンスに従って、GPSモード・機内モードをONにすると、測定開始する。
下山後、測定終了ボタンを押すまで、バックグラウンドで動作しているので、いつでも、山旅ロガーアイコンをタップすると、地図ロイド上に、現在地までの軌跡と現在地の標高が表示される。
④軌跡データをカシミールに表示
山旅ロガーを起動し、測定結果の一覧を表示
機能>共有・出力(GPX/KML)
共有>DropBox>アップロード、でDropBoxフォルダに測定結果のGPXファイルがコピーされる。
次に、パソコンにて、カシミールを起動。
ファイル>開く>GPSファイル、とし、DropBoxフォルダの測定結果GPXファイルを指定すると、軌跡が地図上に表示される。
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