2009年10月5日月曜日

心身一如!

先日の黄蓮谷の紀行文を「会心の山」に載せましたので、ご覧ください。

ところで、最近、O代表がブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/allmountain/
にて、「身体と精神」をテーマに5連載されていた。この「身体と精神」というのは、非常に奥深くて追求するに価値あるテーマであると思う。しかし、このテーマの難解さは、文字・論理では理解・解説しきれず、個々人の体験・体得が必須なところにあると思う。

私が継続しているヨガもこのテーマに密接に関連している。ヨガというと、世間では「あの窮屈なポーズ」という理解が一般的である。これは「ハタ・ヨガ」といって、身体的訓練から人間的完成にアプローチするものである。しかし、その動作をまねただけでは、単なるストレッチや柔軟体操の域を出ず、その身体的効果の一部しか享受できない。そこに「呼吸」と「意識」を加えて初めて、十分な身体的効果のみならず精神的効果をも得ることができる。正しいやり方で継続すれば、誰でも身体面のみならず精神面でも良い変化が起こることを実感することができる。ヨガポーズによる良刺激・修正作用などにより、神経・ホルモンなどのシステムが修正されるが、精神も同じシステムに支配されている(心身一如)なので、精神面も修正される訳である。

一方、精神的訓練からアプローチする方法もある。これは「ラジャ・ヨガ」といって、いわゆる、「冥想」である。「冥想」はただ座っているだけでは、もちろん駄目で、深く規則正しい「呼吸」に加えて、「意識集中」が重要となる。それらが、人間のシステムを修正するわけである。

沖先生は、この2者に加えて、呼吸法・食事法などを加えて、独自の修行体系を構築されたのです。最近、沖先生ご存命の頃の道場での活き活きとしたご指導風景を収めたビデオ(1時間30分)を入手しました。ご興味のある方はご連絡ください。

0 件のコメント: