家内は下甑島瀬々野浦生れだが、兄嫁の生まれた下甑島片野浦、の山手にはクロ宗(隠れキリシタンの末裔らしい)の信者がかって住んでいた。何でも死んだばかりの人から(葬式前に)生肝(心臓)を取り出したらしい。ちなみに、対岸の鹿児島では、処刑したての罪人の生肝をクスリにしたらしい。
同じ上甑島の里出身に「佐分利谷の奇遇」が有名になった文筆家の本田成親がいる。後年、里に招かれ小岩壁を越えた浜で弁当を食べた時、山岳部出身だが東京生まれの息子が岩壁を危なっかしく登ったが、自分には安全なルートが手にとるようにわかった、という。
また、六甲の登山ガイド舟橋健は、かって家内の岩登りを見て「うまい!」といったそうな。余談だが、定年直後、欧州アルプス地方をレンタカーで旅した際、アイゼンを新調したのだが、その足慣らしに行った六甲の芦屋川地獄谷で歳とった彼に会った。同行していた数名はTVクルーだったらしい。
2人とも子供の頃に、石の転がる海岸で飛び跳ねて遊んでいたらしい。
そういえば、家内の母の近くに住む叔父(当時60を越えてたはず)が、サンダルなのに、テトラポッドの上で飛び跳ねてるのをハラハラしながら見た覚えがある。
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