今回の「鉱物四方山話」は下記です。
「蛍石」を掘っていた鉱山は全国至る所にありますが、滋賀県にもあります。
近江の平成雲根志(福井 龍幸)にそのあたりの事情が書かれていました。
アルミを精錬してジュラルミンにして戦闘機にするのですが、触媒にする氷晶石が連合国による制裁で輸入されなくなったため代替品として白羽の矢が立ったのが蛍石だった、とのことです。「制裁」と言えばどっかで聞いたハナシですな笑。滋賀県で蛍石が採れた鮎河鉱山を、かの右翼の大物「児玉誉士夫」が重要な軍需物資として管理していた、のも頷ける話です。
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2 件のコメント:
鮎河のことが知りたくて この本買いました(笑)
知りたいことは 書かれてなかった 書かれていても 自分の実力では むつかしいかな
児玉氏の著書「I was defeated」だったか 読んでみたことありました(たまたま 廃本に紛れて捨ててあったのをもらいました)
日本の敗戦のことを 事前に把握した彼は 台湾から 軍需物資を重量制限一杯 戦闘機に積み 帰国しています 処刑戦犯に問われなかったのは 蒋介石が リストから削除した からのようです
彼は、ここの鉱山以外にも いくつかの国内鉱山運営にかかわっています・・調べていると 彼の名前が出てきます
すべて 軍需物資目的だと思います
ちなみに 渓流釣りが好きで 戦後 物がない状況でも 自家用車で 釣りに行ってます
まいど!
>知りたいことは 書かれてなかった 書かれていても 自分の実力では むつかしいかな
坑道内の採集らしいので入りましたが、下が透けて見えてたり、落盤防止の杭が朽ちてブヨブヨだったし、帰路どっちから来たかなと迷うこともあったしで、危うい感じはしました。
>児玉氏の著書「I was defeated」だったか 読んでみたことありました
よく読んでおられましたね!児玉が鉱山と関係あるなんて、寝耳に水、でした。どうりで蛍石を全国で採掘してたワケです。
>ちなみに 渓流釣りが好きで 戦後 物がない状況でも 自家用車で 釣りに行ってます
鉱山が縁で渓流に親しんだのかな?
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