2016年12月1日木曜日

会津・針水晶とホタル石の谷へ

前夜、磐越道堀之内ICで出て、道の駅いりひろせ、にて車中泊。只見線に沿って、守門岳南麓を進みます。

<六十里越>


ヘアピンカーブと共に、紅葉の絶景が展開し、ビューポイントではカメラマン達がカメラを構えています。

<田子倉湖>

<浅草岳只見沢登山口にて>

 尾瀬の北玄関口には、宇都宮在住時に良く通ったスキー場があります。目指すは、奇しくもその近くです。延々と走り、ようやく現地付近に到着。幸い、入山券販売所がすぐわかり、¥2000で入手。おじさんによれば、朝8時~夕3時以外はクマの行動時間なので要注意とのこと。よって、熊スプレーを持参することにします。

 <入山口>

 まだ、疲れが残っているようで足が重く、ゆるゆると進みます。おじさんが30分くらいと言ってたので注意してると、ふと、足元に針水晶、そして、左手にそれらしきズリがありました。



<ズリ>

念のため、長靴(日本野鳥の会)にチェーンスパイク(モンベル)を着用。


100mも登れば、横一列に複数の坑口が連なっていて、中でつながっています。二人組が追い付いてきて、坑内の堀跡らしき窪みにたまった泥水をせっせと掻き出していました。何度も通っているとのこと。とりあえず自分は右坑の方で掘ることにしました。



 <紅葉>

ウィ~ンという音が聞こえてきたので、どこかで伐採やってるのかと思っていたら、二人組が電動ドリルを駆使してるのでありました。ようやる!!

一応、見切りをつけて、最後に、対岸にもあるという坑口を見に行くことにしました。針水晶ズリを登ってゆくと、横一列に坑口がありました。入口付近に小さな堀跡があるが、入口天井付近の岩盤がクラック沿いに剥離しそうで掘るのはやめにしました。

<注意札の坑口>

結局、この産地特有の針水晶はそれなりにありましたが、残念ながら、蛍石は結晶がはっきりしてるのはなかったです。なお、この鉱山のイチオシは、結晶のハッキリした蛍石と針水晶が共生(共存)しているもの。まだ採れるのであれば再訪したいものです。

 <水晶(中央)と蛍石(周辺)>

<針水晶>


秋の陽はつるべ落としです。ダッシュボードの許可証を販売所に返却し、興趣溢れる木賊温泉広瀬の湯で入浴。

<木賊温泉>


新潟県三川方面へ。ナビが示すR401経由がグネグネ・アップダウンで疲れました。食事処が見つからず、磐越道に入り阿賀野川SAへ。すでに食堂は終わっていて、コンビニおでんを食って、車中泊。食ってる最中、疲れが出たのか、急に熱っぽくしんどく胸が痛くなってきて早々と寝ました。


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2 件のコメント:

bandlover さんのコメント...

お~! ここも有名なところですね~。それでもきっちり収穫があるのはさすがです。温泉もいい感じです。何もない山奥に行くときは、卓上ガスコンロとコッフェル・ラーメン積んでいってます。当方は、ある鉱山に行ってみました、山の上まで道があり上から1番抗~4番抗・・坑口は埋められている、何もない・・いい空気を吸って下山しました。それにしても、結構走ってますね~。

迷山漫幽 さんのコメント...

>卓上ガスコンロとコッフェル・ラーメン積んでいってます。

それは名案ですね。山の中で食べるインスタントラーメンは格別ですね。

>何もない・・いい空気を吸って下山しました。

夢や妄想を抱いて、いい空気を吸って山を歩けるだけでご褒美ですね。あまり欲をかくと罰が当たります。いつもそうでも困りますが・・・。

>それにしても、結構走ってますね~。

年を取ったら逆走しないように気を付けないと(笑)