残雪期に冬瓜山ナイフリッジを経由もしくは迂回して登られることが多いそうですが、夏道があるというので、せっかくの日本の山、山の要素が露わな無雪期に登らねば勿体無い、と西尾根ルートにしました。
前夜、雄谷林道終点にて車中泊。翌早朝、ヘッドランプで出発。快適な水平道より、中宮ダム上を対岸に渡り、渓谷道を進みます。雄谷屈曲部の手前より、雄谷ゴルジュを高巻くため、山腹を斜上して行きます。まもなく、滑ったら下まで止まらないザレ場をロープをつかんで横断。
やがて、水平道が続いたあと、水晶谷へと、ロープつかんで慎重に下ります。白い石英脈があちこちに走ってるので、水晶が産するのでしょうか?ブヨブヨする橋を渡ると、斜上してゆく。緩やかな道を清水平へ。ここまでの道が険しかったせいか、桃源郷の雰囲気です。霜が降りていて、紅葉も綺麗です。
西尾根取付きには赤布があります。対岸にわさび小屋が見えます。下部は、ヤセ尾根の急登で、熊の糞がどっさり積もってる所もありました。西尾根に登り着くと、やがて、念仏岩が望まれます。念仏岩の基部から、右へトラバース後、浅い岩溝状を尾根まで直登。濡れてヌメってますが、ロープがあって助かります。
尾根に出て進むと、脇が切れ落ち、滑るとヤバそうなので、ロープをつかんで草付きを登ります。やがて、覆いかぶさる笹ヤブをかき分けて進むようになるが、道形はそこそこはっきりしていて、テープ類が多数あって助かります。疲労がたまってきて、戦意喪失しそうになる。やがて、薄っすら雪が着いてきた道を登ってゆくとひょっこり頂上に飛び出しました。記念写真を撮ってから、空き缶の中に手帳があったので、コメントを書き込んだ。疲れすぎたからか、おにぎり一個を食べるのがやっとでした。
<200名山・笈ヶ岳!!!>
<南方>
<北方>
<東方>
もう2度と来ることはない頂上。再度、四囲の景色をしっかり眺めてから、頂上を後にしました。わさび小屋では、村人が何人か作業していました。中宮ダムよりヘッドランプで帰着。ガ~ン、文化の日翌日で温泉はどこも休み、粟津温泉総湯目指し、途中、ピュア涌泉寺が開いていてラッキー!道の駅・こまつ木場潟にて車中泊。疲れすぎたからか、殆んど何も食べれずに寝る。
<GPSログ>
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2 件のコメント:
漫さんは山へBandさんは町へ行ったとさ
ザレ場、釣りのウェーダーはいて縄もない場所は慎重に通過です。下はゴルジュかな?このくらいの高所には釣りでは上がらないので写真ですが快適な気分をいただけました感謝。
当方は、Live&PUB ウインディー 福岡市中央区天神に行きました。入れ替え無です。ビートルズの日もあるようですが、この夜はGS他雑多でした。トークが絶妙です。機会があればどうぞ。北新地より格安、年金族価格です。翌日は鹿児島のバーラウンジで思いがけなくシャンソンを聴くことが出来ました。深夜で客は我々だけだったので友人のリクエスト・・サンフランシスコの6枚の枯葉も歌ってもらいました
行きがけの駄賃に、釣りやキノコや水晶もツマミ食いしたかったのですが、
とても体力・時間に余裕がありませんでした。
翌日は予想通りグロッキーで、資料頂いたSw鉱山へ行って来ましたよ。
良品はダメでしたが、紫水晶脈が露出していました。
詳細は、また、ご連絡します。
福岡から鹿児島まで股にかけて・・・お仕事と推察しました。
出張先にそれぞれ癒やしの場があるのはいいですね。
それが、Musicという健全なものであれば、Goodですね。
私の、山旅・石旅はいつも車中泊でビンボー臭いので、
たまには、旅館・ホテル泊で、近場のMusicスポット探訪もいいかな、
と思い始めてきました。
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