2015年8月12日水曜日

御巣鷹の思い出

TVの特集番組を見ていると記憶が蘇ってきました。

その夏、会社の夏休みを利用して、北海道の大雪連峰に登山中でした。ポンクワウンナイ川から入山して、大雪の奥座敷と呼ばれる沼ノ原を経て、石狩岳の頂上で休憩していました。すると、かたわらの登山者のラジオから、「日航機が遭難・・・・。」という声が聞こえてきました。さすがに、帰途、千歳空港では、不安で落ち着きませんでした。

あらためてググって見ると、この事故では、松下電器の方が16人も亡くなられたようです。その中に心当たりのある方がおられました。学生時代に企業実習ということで、松下電器の研究所に2週間ほどお世話になったのですが、当時、オーディオ分野で一世を風靡していたテクニクス・ブランドダイレクトドライブ方式のターンテーブルの優秀な若手技術者だったKさんがおられました。新婚ホヤホヤを室長さんが冷やかしておられたのを覚えています。

その後は、同時に出張する時は別の飛行機に分乗するようにという指導がなされました。現在は、もっぱら新幹線利用でしょう。

また、犠牲者の中に、Windowsに対抗できる国産OSとして期待されていたTRONの技術者が複数名含まれていたことから、陰謀説も飛び交ったようです。

あれから30年も経ったのですね。


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2 件のコメント:

bandlover さんのコメント...

そうですね~
あの日は、夕日が暑苦しかったです
飛騨の荘川・尾上郷で釣りをやった思い出があります
N部門長が、搭乗していて、最後まで見つからなかったが、背広の切れ端を見て奥様は泣き崩れたと現地(御巣鷹)連絡担当で駐在していたKさんが言っていた
当時から新幹線はあったが、大阪出張になったNさんは急いで便を代えて搭乗されたようです
最近は飛行機に乗らないが、晩秋に九州に飛行機で行くことになっている
無事がいいな

迷山漫幽 さんのコメント...

いつもコメントありがとうございます。

御巣鷹の事故、「運命」というものを感じますね。

>飛騨の荘川・尾上郷で釣りを

私も、昔、釣りに行きました。平日なのに、支流出合ごとに車が止まっていて、
驚きました。林道終点から、少し釣り登りました。尺イワナが居たのですが、
鼻先にいくらエサを流しても食いついてくれませんでした。

その後は、境川ダム、医王山、犀川源流、揖斐川源流、と回りました。

さて、もうすぐ秋、たまった資料を生かさねば・・・。