先日、家内とお墓参りに行ってきました。連日の寒さのせいでしょうか、古都・京都も人影まばらでしたが、それでも、清水寺のあたりは、人影が多かったです。墓地の大多数のお墓には新鮮なお花が生けられていました。
さて、ここで、仏教と先祖供養について、考察してみたいと思います。
仏教の開祖・釈迦牟尼仏陀は生前、こう戒められたそうです。
「修行者は、祭り事(冠婚葬祭)には関わってはならぬ!」
そうです、仏教とは、本来、先祖供養とは無縁のものであったのです。
先祖供養は、日本古来、日本独特の、文化・風習だったのです。天皇制と同じく、日本を日本たらしめ、守り伝えるべき、伝統文化、という理解が正しいのではないでしょうか。
日本では、インド発祥の仏教、日本古来の先祖供養の風習が、葬式仏教という形で見事に結実しているのです。
その辺りの理解が不十分ですと、新興宗教にハメられ散財することになりがちです。
「先祖供養ができてないから、あなたは不幸になったのです。」
笑止千万、ご冗談でしょう、ご先祖様にささげていいのは、
感謝心・・・私の今日があるのは、ご先祖様のおかげです。
懺悔心・・・私の不幸・病気は、すべて、自業自得(自分自身の行いの結果)です。
のみ、なのではないでしょうか?
先祖霊などは存在しませんし、何百回お参りしても、頼み事をしても、かなうわけがありません。
日本ヨガの開祖・沖正弘先生は、こう喝破されたそうです。
「人形(仏像・本尊など)を拝んでどうする!」
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