若い頃にも、3年間ほど、継続してヨガ教室に通ったことがある。中でも、長期休暇を利用して、沖導師の居られた富士山麓の本部道場での合宿研修に参加したのは、実に印象深い体験であった。その折の様々な体験については、また別の機会に書いてゆくことにしよう。
道場での生活スケジュールは沖導師が自然法則に適った生活のモデルケースとして組み立てられたものであるが、その原則の1つに、「温冷刺激」というものがある。暖めたあとは冷やすということである。道場では、毎朝、4kmほど離れた山中にある滝まで、走って行き、滝水を浴びていた。また、入浴に際しては、「水で入って、水で出よ」(冷水浴--->温浴--->冷水浴)と教わった。
お世話になっているヨガ教室でも、9月頃、冷水浴のお話があり、一念発起して、現在、一冬やり抜こうと毎日実行中である。ただし、私のは、風呂あがりの冷水シャワーである。それでも、地区の水道は高地の揚水タンクを経由しているせいか格別の冷たさである。せっかく温まったのにもったいない、ような気もする。しかし、浴びると皮膚が赤くなってきて、全身の細胞が活性化するように感じる。
ヨガ指導員のおばさんは真冬に、それも毎朝浴びておられるそうな。朝は最も体温が高いので良い刺激になるとのことであるが、体脂肪率10%未満にはちょっときつ過ぎだな。
ただし、ひとつ注意点がある。同じ刺激でも緊張して受け取ると害になるのである。吸う息は緊張させるので、リラックスするには、ハァーと息を吐きながら、浴びることである。声を出す、お経を唱える、呪文を唱える、などしてもよい。また、当然の事だが、高血圧など基礎疾患のある方も避けた方が良いだろう。くれぐれも、自分の体と相談しながら行うことが肝要だろう。
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1 件のコメント:
ここのところすごく寒いですが、冷水浴を続けているのですか。
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