2009年6月16日火曜日

将棋少年だった頃

大学1年生の甥っ子が、将棋部に入ったと聞いた。
内向的な彼だが、ようやく一歩を踏み出せたようだ。
今度会った時に勝負するのが楽しみだ。

それを聞いて、自身の中学生時代を思い出した。
当時、クラスでは将棋がはやっていて、休日も近所の悪友たちと勝負したものだ。

何とか勝ちたいと、本を購入して、いわゆる「定跡」「戦法」を研究した。
「戦法」には、大別して、「居飛車」と「振飛車」があるが、飛車が縦横無尽に活躍する「振飛車」が面白くて、中飛車、四間飛車、三間飛車に夢中になった。

なかでも、はまればあっという間に勝てる「石田流三間飛車」というのが面白くて、新定跡本を片手に変化手順をかなり研究したのがなつかしく思い出される。
また、初手になんと角の頭の歩を突く「角頭歩突き戦法」というのも研究した。段・級などには挑戦しなかったが、2~3級くらいの実力はあったのではなかろうか。

しかし、自分は「読み」が苦手である。集中力・イメージ力貧困なのかも知れない。だから、今まで、先のことをあまり深く考えずに脳天気に生きてきたのかも知れぬ。

ところで、最近の若者は、伝統的な「囲碁」「将棋」などはあまりやらないようである。
ゲーム脳になってしまうと言われるパソコン&ケータイゲームなんかより、よっぽどためになると思うのだが。

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