2018年6月2日土曜日

奥美濃・射能山へ再訪~巨大水晶の山~

このお山の巨大水晶と天川村のレインボーガーネットが私の石妄想の原点と言ってもよいでしょう。
とは言っても、下記の沢登りの頃はまだペグマタイトという言葉も知らず、登れば何か落ちてるだろうというくらいの甘い気持ちでいました。また下記の沢登りのわずか2~3日前に石マニアが遭難死してたことを後で知り、この山の厳しさに身の引き締まる思いもしました。

==>奥美濃山中に廃鉱を探る

その後、色々と調べたところ、昔、北伊吹鉱山が稼働しており、巨大水晶など宝の山状態だったようです。何十箇所かで採掘してたという噂もありますが、とりあえず何箇所かのおおよその位置がわかりました(公的資料に既出だった)。

早速、険路・密藪に悪戦苦闘してそれらしいところへ辿り着いたのですが、仮称K1地点では細い水晶が突き出た石英塊を、仮称K3地点では小さな黒水晶の頭を、視認したのみで、疲れ果てていたこともあり、掘り返す元気も無く、現地を後にしました。

そして月日が流れ・・・昨年、K3地点へのログを旧知の石友さんに請われ教えて差し上げたところ、悪戦苦闘、辿り着かれて、さすがベテランの眼力と執念、そこそこの成果があり、満足されたようです。

今度はK1地点に行きたいが、より難度が高そうなので是非、同行案内して欲しいとのことで、妄想に再点火することと相成りました。

出発点は伊吹山が遠望できる山頂付近です。

激ヤブと格闘してまず最初のポイントへ。う~ん、以前あったはずの小ペグマが見当たらないし、ガレも小さくなっているみたいです。早々に諦め、また激ヤブと格闘して次のポイントへ。これは以前の写真ですが、細い水晶が突き出た石英塊が転がっていたのです。


ここで珍しい物を見つけました。山椒魚の卵で、中で小さな幼虫がたくさんうごめいていました。

若手メンバーが放射性鉱物のガドリン石?(黒い柱状)を見つけました。そもそも、(放)射能山だからあり得ると思われます。

他のメンバーも川擦れ様だが握り拳大の水晶、同様のもう一回り小さい水晶塊、2cm大のキレイな煙水晶など、それなりの物をゲットされていました。

私は残念ながら石英塊でお茶を濁すことになりました。大きな結晶面が巨大水晶の存在を暗示してるようです。

ひとしきり掘ったので、再び、激ヤブと悪戦苦闘の末、次のポイントへ。う~ん、残念ながらペグマタイトではなくアプライト?なのか、水晶っ気が全くありませんでした。

若手メンバーが放射性鉱物の褐簾石?というので持ち帰りましたが、結晶面が殆どなく、簡易線量計で全く反応なかったので、ハズレですね(笑)。

当日は激ヤブに加えて暑さも相まって一同バテバテで、これで切り上げました。

当時、採掘に従事していた作業者は「煙水晶は放射能を帯びてるので埋め戻すように」と指示されていたようなので、掘ればまだまだそれなりの物が出土されると期待されます。

しかしながら、大滝や急峻なガレ場が点在してるお山なので、それなりの体力・技術・経験が必要であることを申し添えておきます。


ブログランキング・にほんブログ村へ< ===よろしければ、クリックお願い致します!
にほんブログ村
< ===よろしければ、クリックお願い致します!
人気ブログランキング

4 件のコメント:

  1. きれいな写真ありがとうございます
    山椒魚の卵が貴重です

    現地で、脈調査された方が、掘った穴に落ちたXXX(ききとりにくい)を焼いて食べたと言ってました(焼くと背中が割れる)が、この山椒魚のことだと思います。
    掘った穴は、山椒魚が上がれないどころか、人でも出れないほど深かったようです(階段状に掘り下げた)

    焼いて食べていたのは上のほうにしかいない山椒魚のようです。このほかにまだ2種類ほど山椒魚がいるようです。呼び名はあるようです。

    現地の笹藪は方向がわからなくので、入ってはいけない。回って通過するように注意されていたようです。

    いずれにせよ、登山道以外は、厳しい山なので、山に慣れた人でも注意するぐらいだし、未経験者は近づかないほうがいいですね

    遭難は迷惑がかかるだけでなく、入山禁止などにもつながるので絶対にないようにしましょう

    返信削除
    返信
    1. まいど!!

      >焼いて食べていたのは上のほうにしかいない山椒魚のようです。このほかにまだ2種類ほど山椒魚がいるようです。呼び名はあるようです。

      焼き山椒魚!なんと野趣あふれる食べ物!

      >現地の笹藪は方向がわからなくので、入ってはいけない。回って通過するように注意されていたようです。

      まさに「君子危うきに近寄らず」ですね。それに、あまりお金を落としてくれないし、いったん遭難が起きると地元はてんてこ舞いだから、登山者は招かれざる客ですね(笑)

      削除
  2. ご案内ありがとうございました。深く感謝!!!
    K1ポイントは、真砂土のところで間違いないように思います。
    産地に到達したいとの願いが叶いました。手前のカテドラル水晶ポイントは、
    掘る道具を持参し、再度攻めてみたいですね。恐らくここもK1産地の範囲内だと思われます。
    秋にK3にDさんと行く予定です。体調良ければ如何?!

    返信削除
    返信
    1. まいど!!

      >産地に到達したいとの願いが叶いました。手前のカテドラル水晶ポイントは、掘る道具を持参し、再度攻めてみたいですね。

      そうですね、もっと深堀りすれば、期待できそうです。
      あらかじめ場所がわかっているのでヤブも苦になりません。


      >秋にK3にDさんと行く予定です。体調良ければ如何?!

      ぜひ、お誘いよろしくです!
      直接、谷を降りる方が楽ですよ。ちょっとした滝が1つありロープでスルスルと・・・。
      今年は予想外に雪解けが早いのに出遅れて、もう梅雨に入ってしまいましたから、見通しが効いて快適な秋に期待です。

      削除