2010年9月4日土曜日

山の怪異談(その3)~奥秩父・ブドウ沢の呪い~招き寄せられた9名の犠牲者

先々月に起きた救助ヘリ墜落事故はまだ記憶に新しいです。しかし、犠牲者数を計9名と正しく認識している方は少ないのではないでしょうか。事件の全容は下記HPに良くまとめられています。

奥秩父4重遭難の残酷
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/dc220586f1431a5443c9ec86cd734f28

経緯を簡単に要約してみました。
・7月24日午後
奥秩父山系笠取山ブドウ沢で、東京都の山岳会の8人パーティーが沢登り中に女性1名(55)がへつり中、滝つぼに転落水死。現場は下記と思われます(他HPより転載)。



・7月25日昼頃
午前8時半、下山した山岳パーティーメンバーが携帯電話で警察に救助要請を行う。
9時40分、埼玉県防災航空センターから防災ヘリ『あらかわ1』(救助要員7名)は同離陸し救助に向かう。
11時、吊り上げの為ホバリング中に墜落し、乗っていた5名が死亡。

・7月25日午後
午後2時半、埼玉県防災ヘリの墜落現場へ向かう途中の埼玉県警秩父署員が谷でうずくまっている東京都あきる野市の無職Kさん(45)を発見。救助隊員に『50メートルくらい上から落ちました』と語り、県警ヘリで秩父市内の病院へ運ばれたが死亡が確認された。Kさんは山岳ブロガーとして有名だったという。
ブログは下記参照ください。昨年のトムラウシ山大量遭難について、詳細な論評を加えておられます。

甲武相山の旅
http://subeight.wordpress.com/2009/07/18/tomuraushi-2/

・7月31日午後
県警から取材自粛の要請が出ていたにも拘らず、日本テレビの記者とカメラマンが山岳ガイドを同行して入山を強行するが、装備技量体力の不足、天候不順で沢登りの継続が無謀とガイドが判断し、午前10時には入山口まで下山している。しかし、その後に日テレの2名は無断で強行入山したらしく行方不明になり、8月1日入山口から約2キロ入ったブドウ沢で水死体で発見される。発見されたのは、登山道から約800メートル離れた場所だった。

以上の経過に何ともいえない悪寒を感じませんか?何か得体の知れない力に操られているかのようではありませんか!
思うに、遠い過去、このブドウ沢に何かの因縁があったのではないでしょうか・・・。たとえば、地縛霊・・・・・・・・。

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2 件のコメント:

◎埜 さんのコメント...

山系という漢字を使用してますが、広辞苑での山系とは、二つ以上の山脈が互いに機密な関係で一つの系統を
なしているもの。ヒマラヤ山系の類。となつています。日本列島の山々・山脈に成立する山系はないかも。
 一般的には、ある山の周辺の山々と思い、書かれているものと思われます。でも、間違いなのですね。

webmaster さんのコメント...

おお、そうでしたか!ご教示ありがとうございマス。