2018年12月7日金曜日

自らのアイデンティティを語れますか?(5)~~【大東亜戦争】を俯瞰せよ~~

明日、12月8日は開戦記念日です。

日本国の歴史上で最大の事件である「大東亜戦争」については近年、数冊の本を読んだのですが、下記のような物足りない点を感じておりました。

・数々の戦記が出版されている多くの激戦についての記述が極めて少なかった
・上記を含めて、いわゆる「通史」ではなかった

そんな折に目に留まり、思わず購入し読了したのが、この本です。


ソ連コミンテルンに操られた米国民主党ルーズベルト大統領によって戦争に追い込まれた日本

という構図はほぼ間違いないと私も考えておりますが、著者は、それでもなお、

この戦争を日本にとってよりマシな結果に導くことは出来なかったのか?

という点につき、現代人の上から目線ではなく、当時の世界情勢の真っ只中に居た日本人の立場になって、厳しい論考を加えておられます。

この本は、同名の本の改訂第二版であり、3年前の第一版からこの第二版の間に出版された本の中で、3冊を読むべき本として挙げておられますが、その中の1冊が、私自身が読了し簡単な紹介記事を書いた下記の本であったことに、意を強くしました。

【開戦記念!】なぜ破滅的な敗戦に終わったのか!?
==>http://mountain-skiing.blogspot.com/2017/12/blog-post.html

著者が、既存の歴史観に左右されがちないわゆる歴史学者ではなく、文芸評論家の肩書を持つ方であるために、かえって血が通って人間味のある大東亜戦争通史となっているように思いました。

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最後に、アマゾンより内容紹介を転載しておきます。

<内容紹介>
なぜ日本は大陸に進出したのか? 
アメリカと戦争を始めたのはなぜか?
そして、どうして早期和平に踏み出さなかったのか?

<本書の特徴>
*昭和の戦争を大局的に捉え、一気によんでスッキリ理解できる。
*歴史の流れが頭に入りやすいよう、主な出来事、戦闘ごとに区切った記述をし、それが前の事件からどう繫がり、次の事件にどう結びついてゆくのかを明確化……因果関係が解りやすい。
*日本側の動きだけを記さない。外国との相関関係を見えやすくし、当事国それぞれの内在的論理を浮かび上がらせた。
*「外交」と「軍事」の双方で、努めて戦略的な観点から分析~ひとつひとつの行動を戦略目標の視点から見ると、歴史が意味を持って浮かび上がってくる。
*今の時点から歴史を評価せず、当時の指導者の判断を嘲笑するような書き方は避ける~歴史を考えるときには、当事者になる想像力が必要。
*特定の歴史観に縛られない。

私たちは、どうしても「日本」というと今の日本列島を思うが、当時の「日本」は、韓国を併合し、満州に広大な属国を持ち、中国大陸で連戦連勝中である。もしドイツが賢明に立ち回ってソ連と対立せずにイギリスを倒し、日本が東南アジアを支配したら(これは日米開戦直後に実現した)、援蔣ルートも止まり、中国まで日本に帰属するに至ったであろう。こうして空前のアジアの大帝国が出現する可能性はあったのである。それだけの規模の帝国を長期間維持する能力は日本にはなかったとは言え、当時の大日本帝国が破竹の勢いで拡大し続けていたのは事実である。

ソ連だろうとアメリカだろうと、巨大化し続けるマグマのような侍の国を強烈に抑え込もうとするのは、寧ろ当然だったろう。しかもその頃の日本は、軍と外交の意思が分裂していた。何をしでかすか分からないという事だ。更に言えば、日本民族そのものが、言語も歴史も孤立し、国際コミュニケーション能力も乏しい。列強諸国から恐怖と猜疑と嫌悪で見られていたのは間違いない。これは誰が戦争を仕掛けたかとか、仕掛けた側が良いか悪いかという話以前の当時の「光景」なのである

<主な内容>
序 章 予兆──日本の命運を分けたもの 
満洲事変/二・二六事件 

第一章 勃発──「世界大戦」という荒波へ 
盧溝橋事件(支那事変勃発)/通州事件/第二次上海事変/トラウトマン和平工作/南京陥落/近衛声明(泥沼化する支那事変)/国家総動員法/徐州攻略・武漢三鎮攻略戦/汪兆銘政権樹立工作/第二次世界大戦勃発/日独伊三国同盟/日米開戦は不可避か……

第二章 悪路──なぜアメリカと敵対したのか
日米和平交渉スタート/日ソ中立条約/日米了解案/独ソ開戦/南部仏印進駐/大西洋憲章/帝国国策遂行要領(日米開戦の決意)/東條英機内閣成立/ハル・ノート

第三章 日米開戦──日本の快進撃で幕が上がる
開戦の詔勅/真珠湾攻撃/南方作戦/マレー沖海戦/シンガポール陥落/蘭印作戦成功/マッカーサー敗走(フィリピンの戦い)/連戦連勝に沸く日本

第四章 苦戦──終わりなき前線での死闘
ミッドウェー海戦/ガダルカナル島の戦い/山本五十六戦死(海軍甲事件)/玉砕戦へ(アッツ島の戦い)/中部ソロモン・ニューギニアの戦い/絶対国防圏の設定/大東亜会議/マキン・タラワ・マーシャル・トラック玉砕/インパール作戦/サイパン・テニアン・グアムへの空襲/サイパン失陥/小磯國昭内閣成立/フィリピンでの最終決戦

第五章 終戦──何を守り、何を失ったのか……
神風特別攻撃隊結成/重臣たちの意見聴取/硫黄島の戦い/東京大空襲/沖縄戦/対ソ終戦工作・天皇の終戦意志/ポツダム宣言/原爆投下/最高戦争指導会議・御前会議/ポツダム宣言受諾・クーデター計画・御前会議/終戦の詔勅(玉音放送)


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2018年11月30日金曜日

湖北探石

10月は北アルプス、四国山脈と出足は良かったのですが、11月に入り、なんやかんやともたついている間に時雨の季節になってしまい、目論んでいた福井探索は先送りにしてしまいました。それでもなんとか、もう少し南下して、湖北を歩き回って来ました。

まず、国境スキー場の近くの愛発(あらち)鉱山へ。堀跡らしきのがありましたが、鉱石らしい岩塊が1個あっただけでした。


<堀跡?>

<結晶面がキラリ>


次は、少し南下したところの、海津銅山へ。ズッシリと重い鉱石らしきのがありましたが、堀跡らしきところは見い出せませんでした。




<山崎山の紅葉>

帰路、水晶産地らしい山中牧場へ。チェーンゲートで立入禁止になってました。航空写真では奥にソーラーパネルがあったので、監視カメラもあるやも知れず、君子危うきに近寄らず、ですね。


水晶産地・・・田上山、金勝アルプス、比良の正面谷・岳山北麓、明王禿、山崎山、ほかにありますかね~~~。


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2018年11月22日木曜日

自らのアイデンティティを語れますか?(4)~~先祖供養・神道・伝統~~

明日、11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」です。戦後、GHQにより「勤労感謝の日」に強制改称されました。

さて、戸籍調査や家にあった情報を元に家系図を描いていると、至極当たり前のことですが、

過去に向かって末広がりに無数のご先祖様が居る

ことを再認識させられると共に、

無数のご先祖様の誰一人が欠けても今の自分は存在しない

ことに気付かされ、

ご先祖様は尊い

と感じられると共に、

ご先祖様が育んできた物=伝統・文化、は尊い

と自然に感じられるのでは無いでしょうか?


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ここで、我々日本人の伝統・文化のなかで最重要な物は、

拙ブログの過去記事
【祝!紀元節】古事記(神道)~~日本国の建国の精神~~
==>https://mountain-skiing.blogspot.com/2017/03/blog-post.html
にも書きましたが、

日本最古の歴史書である古事記

に記されているように、

・神道
・天皇

であることは、まともな日本人ならご理解いただけると思います。

下記の本も良さそうです。著者の竹田恒泰氏は旧皇族の出身で明治天皇の玄孫にあたり、テレビでも人気の論客です。

<この本も良さそう!!>

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最近、日本国の通史に相当する本を読んだのですが、神道の3要素とは、

・自然信仰・・・山、岩など自然物を祀る
・御霊(みたま)信仰・・・亡くなった人の魂を祀る
・皇祖霊(こうそれい)信仰・・・天皇陛下の祖先を祀る(天照大神など)

と書かれており、さらに、

神道の御霊信仰を、インド伝来の仏教が引き継いで先祖供養となった

と書かれており、まことに腑に落ちた思いがしました。まさに、

先祖供養は日本の伝統

と言えるのではないでしょうか?

こうやって先祖探しをするのも、最古のご先祖様を探求しようとする作業を通じて、

無数のご先祖様に深く感謝の思いを馳せる

ことに意義があるのでは無いでしょうか?

もし「ええい!そんなことどうでもいいわい!自分は自分だ!個人は個人だ!」などとうそぶく人が居たとしたら、その人は可哀相なデラシネ(根無し草)なのかも知れません。


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2018年11月14日水曜日

自らのアイデンティティを語れますか?(3)~~江戸以前へのタイムトラベル~~

私の家には由緒正しき家系図なんてものはありませんが、墓の碑文・親から聞いた話・タンスの奥から出てきたメモ書き・同じく親類からの手紙などがそこそこ有力な手がかりになりそうです。戸籍(除籍)に記された江戸末期からの情報とそれらを総合すると、

1.祖父母の代までの墓はあるが、曾祖父母の代から昔の墓の所在がわからない。
2.末広がりの血縁のご先祖様の一人は和気家。よって、和気清麻呂の子孫かも知れない。
3.同じく一人は某藩の学者であり清和源氏の流れを汲んでいるようだ。

という興味深いテーマが浮上してきました。

和気清麻呂(わけのきよまろ)・・・?、なんか名前だけは聞いたことがあるな・・・で、調べてみました。

皇居にある二体の銅像>
「武」の象徴・楠木正成・・・正統とされる南朝の後醍醐天皇に忠誠を尽くした

「文」の象徴・和気清麻呂・・・天皇家ではない道鏡が皇位につくのを阻んだ。大阪に移り、淀川・大和川の治水にも貢献。


さて、江戸時代以前にも戸籍に相当する文書があるそうです。

平民・・・宗門人別改帳(しゅうもんにんべつあらためちょう)、検地帳

士族・・・分限帳、由緒書

また、次のような興味深い本も。

姓氏家系大辞典 第1巻==>http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1123818
日本のすべての姓について由来を調査したもの、第6巻まであります。

さて、ぼちぼち調べてゆくとしましょうか・・・。


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2018年11月11日日曜日

ポール・マッカートニーin名古屋ドーム

2015大阪2017東京と見に行きましたが、まさか2年続けて来日するとは思っていず、出遅れてしまい、なんとスタンド最上段の座席となってしまいました。

あとは当日を待つばかりだったのですが、前々日に、同年代の顔なじみの縁者の訃報が飛び込んで参りまして、公演チケット¥18500はキャンセル不可でも、新幹線切符だけでもキャンセルしようかとも思ったのですが、告別式終了後、新幹線に飛び乗り、なんとか名古屋ドームへ駆け付けることが出来ました。

慌てていたのか双眼鏡を忘れてしまいましたが、終始、大型スクリーンに映し出されていたので支障はありませんでした。

スタンド最上段ゆえ、背後で黒服がウロチョロ監視活動してましたので、1曲まるごと撮影する気持ちの余裕はありませんでした。出来は良くないですが、一応、簡単に編集して約15分にまとめてみました。

ニューアルバム「エジプト・ステーション」の収録曲も演奏されてましたよ。



YouTubeに公式の紹介ビデオ(1分)がアップされてました。アクセスが多いためか表示されにくいです。


ポールも当年とって、実に76歳、来年も来日してエネルギッシュな演奏を聞かせて欲しいものです。

最後に、過去2回のビデオ(約15分)も再掲しておきます。






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