ところで、左右俣を分ける尾根上に鉱山があったという情報を入手しました。水晶の発生源はそこかも知れません。その尾根に発する支流を遡ってみることにしました。
左右俣に較べると遡行価値はないかも知れませんが、各種の滝が揃っていてきれいな谷です。詰め上げてくだんの尾根に出るとかすかな踏み跡がありました。辿ると左俣支流の方へ向かっておりまもなく潅木や根曲がり竹の薮に突入しました。行こか戻ろかと迷っているうちに元来た通りに戻る自信がなくなってしまいました。ならばと、頑張って漕いでゆくとB山直下のブナ林に出ました。右俣をロープにぶらさがるなどしながら下り、踏み跡を辿って林道終点に戻りました。いったい、くだんの廃鉱はどこにあるのでしょうね。
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