2010年5月28日金曜日

80歳まで生きれると思い込んではいませんか?~~~人生は短い!!

<第二の青春>
自分の勤務先は某大企業グループ傘下のいわゆる関連会社ですが、従業員の平均年齢がなんと50歳代前半、という高齢化所帯です。定年は60歳ですが、希望すれば、65歳まで働くことができます。

いつに戻りたいですか、と問われて、自由を謳歌できた学生時代、と答える人は少なくないでしょう。定年後は、まさに第二の学生時代、第二の青春と呼べるのではないでしょうか。

60歳を越えて働きたい、あるいは働いている人は、その理由として、やりたい事がないから時間を持て余す、が大半のようです。自宅のローンが残っている、わが子がパラサイト(寄生)しているなど、止むを得ない場合は別として、第二の青春とも呼ぶべき時期に、漫然と仕事生活・社畜生活を延長するのだとしたら、なんともったいないことでしょう。

<余命いくばく>
それともうひとつ認識しておかねばならないことは、残された時間です。平均寿命が80歳を突破したと聞いて、漫然と、80歳まで生きれると思い込んではいませんか?平均寿命が80歳ということは、半数の人が80歳までに亡くなるということですよ!

厚生省のデータを元にしたサイトでは、下記のようになっています。
今、60歳の男性
65歳まで生きる確率:95%
70歳まで生きる確率:88%
75歳まで生きる確率:77%
80歳まで生きる確率:61%
85歳まで生きる確率:42%
90歳まで生きる確率:21%

<平均寿命=72歳!?>
更に怖いデータがあります。
私の勤務先の某大企業グループでは、殆どの社員が退職後はOB会に入ります。そこに所属する高齢の知人がOB会報の約300件の訃報を平均したといいます。何歳だったかわかりますか?

なんと「72歳」だったのです!

これは特殊な母集団のデータではなく、ごく平均的な勤労男性の実質的平均寿命と考えていいのではないかと思います。

<命を大切に>
それと最近つくづく思うのですが、定年近い年齢の人に顔色の悪い人・身体の硬そうな人が多いです。あなたの余命は大丈夫ですか?と言ってあげたくなります。ここ数年、深刻な病に倒れた数名の知人を見るにつけ、そう思うようになりました。命は正直だなと確信しました。

オレは医者とは無縁だ、といって安心してはいませんか。「病気」とは、生活上の無理・誤りを症状で教えてくださる有難いものです。「病気」になる感受性を失調している身体になってしまってはいませんか?「健康体」とは病気にならない身体ではなく、「正しく病気になれて、正しく復帰できる」身体のことをいうと思うのです。

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