2012年2月4日土曜日

癌にならない法を感得しました!(その4)~Aさんの近況

食事療法(準ゲルソン療法)+早朝ウォーキング冷水シャワー1ヶ月で症状の改善が見られたのですが、結局、いわゆる標準治療に身を委ねることになりました。但し、食事療法は独自に続行することにしました。早朝ウォーキングなどの運動も続行したかったのですが、強い副作用が許しませんでした。

炎症性乳がんは、精密検査で特定できないガン細胞が広範囲に飛び散っており、手術で取りきれない、とのことで、いわゆる、術前抗がん剤治療をすることになりました。

その内容は下記です。

FEC

下記の3剤の点滴を3~4週間おきに4回。

・フルオロウラシル(商品名:5-FU
分類:代謝括抗剤
主な副作用:骨髄抑制、食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、口内炎、小脳失調、心筋虚血

・塩酸エピルビシン(商品名:ファルモルビシン
分類:抗がん抗性物質
主な副作用:骨髄抑制、悪心・嘔吐、食欲不振、脱毛、心毒性

・シクロホスファミド(商品名:エンドキサン
分類:アルキル化剤
主な副作用:骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、出血性膀胱炎


タキソテールハーセプチン

上記の2剤の点滴を3~4週間おきに4回。

・ドセタキセル(商品名:タキソテール
分類:植物由来(イチイ)
主な副作用:骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、アレルギー反応、浮腫

・トラスツズマブ(遺伝子組換え)(商品名:ハーセプチン
分類:分子標的治療薬
主な副作用:心毒性、発熱、嘔吐、悪寒、けん怠感、無力症、嘔気、疼痛
適応:HER2過剰発現が確認された転移性乳がん
悪性の転移性乳がんには、栄養分を取り込む触手としてのHER2(ハーツー)蛋白なるものがあり、それを狙い撃ちにする分子標的治療薬。

この間、約半年、聞きしにまさる副作用に耐え、近々手術の運びとなりました。でも、あんなに苦しんで、乳房にあった、直径5cmのがやっと2.5cm、しかし、MRI画像診断では、かなり弱っているとのこと。また、腫瘍マーカーは正常値に。そして、腋の下のリンパ節のは、触ってもわからないようになった、というのですから、食事療法も含めて、効果はあったといって良さそうです。

副作用については、あらためて書きたいと思っています。頭髪が抜けるなんてのは、序の口です。

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