2018年11月22日木曜日

自らのアイデンティティを語れますか?(4)~~先祖供養・神道・伝統~~

明日、11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」です。戦後、GHQにより「勤労感謝の日」に強制改称されました。

さて、戸籍調査や家にあった情報を元に家系図を描いていると、至極当たり前のことですが、

過去に向かって末広がりに無数のご先祖様が居る

ことを再認識させられると共に、

無数のご先祖様の誰一人が欠けても今の自分は存在しない

ことに気付かされ、

ご先祖様は尊い

と感じられると共に、

ご先祖様が育んできた物=伝統・文化、は尊い

と自然に感じられるのでは無いでしょうか?


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ここで、我々日本人の伝統・文化のなかで最重要な物は、

拙ブログの過去記事
【祝!紀元節】古事記(神道)~~日本国の建国の精神~~
==>https://mountain-skiing.blogspot.com/2017/03/blog-post.html
にも書きましたが、

日本最古の歴史書である古事記

に記されているように、

・神道
・天皇

であることは、まともな日本人ならご理解いただけると思います。

下記の本も良さそうです。著者の竹田恒泰氏は旧皇族の出身で明治天皇の玄孫にあたり、テレビでも人気の論客です。

<この本も良さそう!!>

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最近、日本国の通史に相当する本を読んだのですが、神道の3要素とは、

・自然信仰・・・山、岩など自然物を祀る
・御霊(みたま)信仰・・・亡くなった人の魂を祀る
・皇祖霊(こうそれい)信仰・・・天皇陛下の祖先を祀る(天照大神など)

と書かれており、さらに、

神道の御霊信仰を、インド伝来の仏教が引き継いで先祖供養となった

と書かれており、まことに腑に落ちた思いがしました。まさに、

先祖供養は日本の伝統

と言えるのではないでしょうか?

こうやって先祖探しをするのも、最古のご先祖様を探求しようとする作業を通じて、

無数のご先祖様に深く感謝の思いを馳せる

ことに意義があるのでは無いでしょうか?

もし「ええい!そんなことどうでもいいわい!自分は自分だ!個人は個人だ!」などとうそぶく人が居たとしたら、その人は可哀相なデラシネ(根無し草)なのかも知れません。


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2 件のコメント:

bandlover さんのコメント...

お疲れ様です

先祖は、古くなると百姓などはわかりませんね

武家?の系統だと家系図があるようです・・当家に関係ある人の家で見せてもらいました

ご先祖様があっての自分なんですが、遺伝子の生存結果として自分がいるという気もしています・・遺伝子が生存をつなぐために肉体を利用している?

しかしながら、ご先祖があって今の自分の生活につながっているので、先祖を敬うことは当然のことだと思って行動しております

さて、新嘗祭
明治神宮に行ったときに奉納品を見て、存在を知りましたが、勤労感謝と名前を変えられていたとは知りませんでした。

新嘗祭のほうが、収穫時期とあっていると思いますね

迷山漫幽 さんのコメント...

まいど!

こんな記事をわざわざ書いているのも、裏を返せば、こんな基本的なことも、この齢になるまで考えも認識もしていなかった、ということでありまして・・・。

このアイデンティティ・シリーズ、あと3編、年末で一区切りの予定です。

さて、何かとモタモタしてる間に、時雨の季節になってしまい、宝探しの舞台は太平洋側です。