2012年10月6日土曜日

糖質制限はじめました!




メタボでもなく、むしろガリガリなのに、なぜ?、 と言われるかも知れません。
きっかけは、勤務先の健康診断。 朝食抜きで検査しますよね、うっかり朝食食べてしまい、だまって受診。結果は、
血液検査で低血糖(基準値と比べて)。
食べたのに低血糖、これはおかしい、精密検査しなさい、ということで 病院へ。

すい臓のCT:異常なし。
糖負荷検査:高血糖(境界値)。 
血糖値が、境界値(異常値下限>正常値上限)であることから、 境界型糖尿病の所見だそうです。 そのままでは、いずれ糖尿病に移行するとのこと。 

ただ、もう1つ、奇妙な検査結果も。
血液検査:インスリン抗体あり。
血液中に分泌されたインスリンに抗体がくっついて、 その働きを妨げているとのことです。 

そう言えば、 登山後、ヨガ後、などは体調いいですが、その他の時は だるい・眠い、など、スッキリしない時が多かったですし、 ここ数年、痩せのペースも早まってきていましたし、 登山のスタミナもかなり落ちてきていました。

現在、追加で血液検査し、その結果待ちです。

ところで、栄養素の中で、特に糖質(ごはん、パン、果物など)は細胞にとって重要なエ ネルギー源となります。この糖質は、消化管で消化され、ブドウ糖として血液中に吸収さ れます。膵臓から血液中に分泌されたインスリンは、
・ブドウ糖を細胞のエネルギー源として利用
・グリコーゲンや脂肪として貯蔵
などの働きをします。
なんらかの原因で、インスリンの働きが悪くなると、血液中のブドウ糖が 多くなり、血管を害し、様々な恐ろしい合併症を生むのです。 

従来、糖尿病の治療はカロリー制限と相場が決まっていました。 しかし、これに異論を唱え、他の視点により、目覚しい治療効果をあげる 病院・医師が現れてきています。 すなわち、糖質制限、です。 糖質を少なくすれば、インスリンの働きの良し悪しはあまり問題と なくなるわけです。 

ドクター江部の糖尿病徒然日記

ワタシなどもそうですが、コメのご飯は、特に日本人にとって、 食の基本と信じて疑いませんでした。 しかし、コメのご飯のような炭水化物(糖質)を主食とすることは、 長い人類の歴史から見れば、ごく最近のことで、それ以前の長い間は 狩猟により、動物・魚・骨髄、を主食としていたとのことです。 すなわち、炭水化物(糖質)主食に十分適応できていない、とのことです。 

ここで、糖質制限で、それに替わるエネルギー源は?、との疑問が 湧きますが、肝臓による糖新生という働きにより、タンパク質・脂肪からブドウ糖が供給されるので心配ないとのことです。 現に、糖尿病治療のために糖質制限しているトレイルランナー(山岳マラソン)の方は ほとんど炭水化物を取らなくても平気だそうです。

 以上のことから、 従来の食事に加え、
・炭水化物(ご飯・パン・麺類)を減らす
・代わりに、ナッツ類(アーモンドなど)の間食
・甘味類は、できるだけ、控える
・ビール==>糖質ゼロ、日本酒==>焼酎
などを、体調を観察しながら、行なっております。


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