長年、山を歩いてきましたが、そこに在る自然の恵みにかなり無関心であったのではないか、と最近反省することしきりです。
若い頃、比良山系の谷をよく歩きましたが、足元にイワナが群れているなど考えてもみませんでした。自然破壊が進んだ今、その光景を見ようと思ってもあとの祭りです。
父親に連れて行ってもらった田上山で水晶が採れることはちらっと聞いたことはありましたが、探しに出かけたことはありませんでした。多くのマニアが訪れた後となった今では、骨の折れる作業となってしまいました。
登山に困難さや踏破の達成感・高揚感を求めることは素晴らしいことだと思いますが、加齢による制約がジワリとのしかかってきます。これを山遊びの「垂直展開」と名づけるとすれば、歩みをスローにして、自然の恵みに目を向けることは山遊びの「水平展開」と言えるのではないでしょうか。
加齢による体力減退は、垂直展開から水平展開に軸足を移す好機かも知れません。イワナ釣り・鉱物採集に加えて、山菜・きのこ、もレパートリーに加えて、より多彩な山遊びを展開してゆこうと、あれこれプランを練る季節がやってきました。
そんな折、ヨガ教室のおばさまたちがタケノコ採りに行くというので、これはいい機会だと思って、混ぜてもらいました。
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1 件のコメント:
タケノコの山ですね。これからは毎日タケノコ、タケノコ、タケノコ料理ですね。こちらは、先日、フキノトウを賞味しました。八甲田は桜と山菜?が期待できそうです。
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