2010年1月23日土曜日

新雪滑降のノウハウ

なんて言うほど実は新雪の名人ではありません。新雪斜面の滑走距離が圧倒的に少ないのだから仕方ないですね。中高年を念頭に自分なりのコツといったものを挙げてみます。

1.シュテムターンで安全確実に
転倒の危険性あるときは、パラレルターンに固執せず、シュテムターンで安全滑降が無難ですね。山スキーには必修の技術です。
・シュテムターン
ターンの切り替え時のみ、ハの字にする滑り方です。
・シュテムボーゲン
ターン全体にわたって、ハの字にする滑り方です。これでもいいですが、疲労が激しくなるので、中高年には辛いです。

2.小刻みなウェーデルンはNG
・ターン回数が多くなるので、疲労が激しくなります。
・難しいので、転倒--->怪我・疲労、のリスク大です。

3.中回り気味のターンでゆったりと
最近の検定種目で言えば、小回りと中回りの間くらいの回転弧で”ゆったり”と滑りましょう。スキーを無理やり回そうとせず、板に”しっかり”乗って、後は板にまかせる、といった感じでしょうか。ゲレンデでは、板に”なんとなく”乗っていても滑れますが、新雪ではそうはゆきません。

4.上体の向きを真下にキープ
そうすれば、身体がフォールラインに向かって落ちて行きやすいです。おっと、つい難しいことを言ってしまいました。これができないために、1級の小回り種目に合格できない方が大勢いるほどです。

5.幅広・比較的軽量のスキー板を
通常のゲレンデ仕様の板は潜ってしまいます。新雪には向いていないと思います。
幅広:いわゆるFAT(ファット)スキーです。浮きやすく、快適です。私の経験では悪雪にも強いです。
軽量:浮きやすいですが、軽量な分、雪の抵抗に負けやすい点を考慮にいれて滑る必要があると思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ< ===よろしければ、クリックお願い致します!
にほんブログ村

7 件のコメント:

nakanaka さんのコメント...

「新雪滑降のノウハウ」は、シンプルなノウハウで素晴らしいです。
市販のスキーの技術書は情報が多すぎますが、中高年を念頭にコツ挙げて頂きました。
「新雪滑降のノウハウ」は中高年スキー初心者が必要とする教本です。
基礎技術が固まるまでは、「新雪滑降のノウハウ」5の内4つの事項を忠実に守りたいと思います。
今度お会いするときは、前回より少し上手くなっていると思います。
manyuuさんと奥様には、シャルマン火打で気持ちよく、上手にスキー教えて頂き感謝しています。
又、教えて下さい。

nakanaka さんのコメント...

mannyuuさんはシンプルにスキー技術「新雪滑降のノウハウ」を書かれましたが、その原点は、ヨガにあった事をブログで知りました。必要な事を人に簡潔に伝える、素晴らしいです。
ヨガについても教授願います。

webmaster さんのコメント...

ヨガを学ばれることは是非おすすめします。必ずプラスになりますヨ。沖ヨガが良いと思います。精神性が高いと思いますから。遊び人の私にはもったいないデス。

nakanaka さんのコメント...

29日(金) めいほうに行きます。
mannyuuさんの書かれた、「新雪滑降のノウハウ」を守り、
「中回りターンはゆったりと。上体の向きは真下にキープ」を実践してきます。
結果は、このブログで報告します。

nakanaka さんのコメント...

スキーは甘くなかった。
めいほうでは、mannyuさんの指導の通り、
1,スキーを無理やり回そうとせず、板に”しっかり”乗って、後は板にまかせる感じ。
2,上体の向きを真下にキープすれば、身体がフォールラインに向かって落ちて行きやすい。
の2点を実践しました結果、今まで出来てなかった、中回りで綺麗な回転弧を描く事ができ、急勾配も板をコントロールする事が出来ました。
しかし、斜度20°程度のコースで、バッティグしそうになり非圧雪の部分に逃げた途端、即座に転倒、メガネは飛び、スキー板は2本ともテールが雪に刺さり、新雪は甘くない事を痛感しました。

のど元過ぎれば何とか、昨日の痛さをすっかり忘れました。
又、ご指導を仰ぐ事になると思いますが、よろしくお願いします。

webmaster さんのコメント...

めいほうスキーお疲れ様でした!

圧雪から非圧雪に入るときに、一時停止または十分スピードダウンされましたでしょうか?いきなり新雪に突っこむとつんのめって非常にキケンです。

それと、おなじ新雪でも表面がクラストした、いわゆるモナカ雪になっていたのではないでしょうか?これは非常に難物です。パラレルターンでこなすには、「ジャンプターン」が有効です。軽くテールジャンプしてエッジを切り替えますが、要領悪いと非常に疲れます。

nakanaka さんのコメント...

ご指導ありがとうございました。
非圧雪部分に入るときは、一時停止、十分なスピードダウン、軽くエッジを切り替えるジャンプターンを心がけ、
転倒しないようにします。