2020年8月17日月曜日

「鬼無鬼島」に実在したという「奇習」とは・・・

暑いですね~~「精神的」に涼しむには怖い話を、それも信憑性高い話を聞くのが一番かも!




「堀田善衛」著の物語の舞台は「鬼無鬼島」と書き「きぶきじま」と読みます。間違っても「鬼泣き島」と読まないように(笑)。以下、頭文字を取って「K島」と呼ばせて下さい。



この本に描かれている「K島の奇習」とは何か?

それは、

臨終に際し

極々限られた祭祀者立ち会いのもとで

秘密裡に「生き肝(いきぎも、心臓)」を取り出し

その後

何事も無かったかのように通常の葬儀を執り行った

というものです。

この物語は著者が実際に「K島」に取材して書かれたのではないか、と囁かれています。それもそのはず、現在でも「K島」の住人に言い伝わっているからです。それで、某テレビ局が約1ヶ月間、島に滞在して取材したものの村人の口は固く、徒労に終わったそうです。



さて、諸氏の関心事は、その「生き肝」を如何に処したか?でしょう。

「食したのだ!」という噂もありますが、興味本位でしょう。

「生薬にしたのだ」という説が有力なようです。というのも、本土側では「罪人が処刑されると生き肝を取り出して生薬の原料にした」という記録があるからです。



ではなぜそのような奇習とも言えるものが生じたのでしょうか?

一説には、K島には本土より早くキリスト教宣教師が上陸しており、いわゆる隠れキリシタンが地下に潜る過程で秘密宗教化し、さらに、その後に伝わった浄土真宗(隠れ念仏)の衣をまとった、のではないかと言われています。

<心の臓(生き肝)を取り出すの図?>


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