2010年2月4日木曜日

悪雪の滑り方

本当は山スキーの記録をアップしたいところですが、腰不調で自重しているので、またシニアを念頭に、今度は「悪雪ノウハウ」を書いてみます。

<モナカ雪>
表面だけがクラストしている(堅くなっている)雪です。クラスト層が、登りでも滑りでもブレーキになって全く始末に負えません。

・斜滑降+キックターン
これが無難かも知れません。ターンは、無理は禁物、転倒&怪我のリスク大です。

・ジャンプターン
ターンするには、一旦、クラスト層を蹴破ってスキーを雪上に放り出して切り替える必要があります。いわゆる、ジャンプターンです。但し、ジャンプターンは体力消耗大です。ヒネリを有効に使えば、効率的なジャンプターンができるかと思います。

<アイスバーン>
これは、キケンです。
以前、へリスキーで滑落を目撃しました。その日は、ガイドの後に続くとなんとアイスバーンです。新雪滑りに来たのになんだかなあと思いつつも、コケると停まりそうにないので、ガリガリいわせながら、慎重に斜滑降で大斜面をトラバースしました。御年70歳のご夫婦もなんとか切り抜けたようです。雪が緩んだところで、下方へひとしきり滑り降り後続を待っていると、メンバーのおばさんが上方からまっしぐらに滑落してくるのが目に入りました。既にスキーは外れています。下方を見ると斜面が落ち込んでいるようです。これはヤバイな~、と思った瞬間、ガイドがすばやくスキーを脱ぎ、おばさんに飛びついて見事に止めました。最後尾のガイドが先頭のガイドにすばやくトランシーバで知らせたようです。100mくらいは滑落したようでしたが、幸い怪我もなくスキーを続行できました。

・チューンナップ
エッジは丸くなっていませんか?たまには、板をチューンナップに出しましょう。

・ずらす滑り
スキー場でアイスバーンに慣れておきましょう。滑るまいとエッジを立て過ぎると逆効果です。斜め前横滑りの要領でうまくずらして滑りましょう。

<幅の狭い斜面>
横滑りが有効です。得てして危なっかしい個所が多いので、安定した横滑りを身に着けておきましょう。

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1 件のコメント:

K.O さんのコメント...

6、7日は冷え込みが強くパウダーが素晴らしかったです。シャルマンでは雪が重たかったのですが、今回は遊泳できました。