<登山>
本年は、鳥海山・錫杖岳・黄蓮谷右俣・立間戸谷など、思い出に残る登山・山スキーができた。ほぼ満足である。しかし、同時に、足首・腰・上腕など、我が身の耐用年数を思い知らされた年でもあった。振り返れば、歩くのは不思議と大丈夫だが、走れば2km足らずでビッコを引き始めるような膝でよくここまで歩いてこれたものだ。そろそろ、負荷が少なく危なげのない山歩きにスイッチしてゆく時かも知れない。さいわい、本年は「石探し」という新境地を開拓できた。ヨシ、来年は、「石探しハイキング」の境地を深めよう!!
<ブログ、そして、ヨガ>
思い返せば、私がホームページを立ち上げたのは、9年前、ちょうど2000年であった。とはいうものの、その後、殆ど放置状態であった。しかし、昨夏、ご縁をきっかけに1念発起、全面リニューアル、TOPページをブログとし毎週1回の更新を心がけた甲斐あって、それなりのカウント数・ランキングをいただけるようになった。コンテンツも、当初は、淡々とした登山紀行であったが、そのうちにより広い層に対して自分なりに何かをメッセージしたいとの思いが湧き上がってきた。そのテーマとして”沖ヨガ”が浮上してきたのだった。
時は約30年前にさかのぼる。就職して何年か経ったある日、書店である本に目が留まった。表題は「ヨガ入門」(沖正弘著)、早速購入して読んでみるとそこには驚くべきヨガの世界が書かれていた。そして、巻末に列挙してあった関連教室の1つであった「かたの健康会館」の門をおそるおそる叩いた。
毎回の行法は、館長御夫妻の人柄も相まって、心身共に充実感みなぎるものであった。しかし、それ以上に私を魅了したのは、沖導師がその著書の中で、”沖ヨガ行法哲学”と題して、日常生活・仕事・健康・宗教・教育・社会・武道・芸道などについて、「これについての本当のところはこうなんだよ」と平易な言葉かつ平易な表現で喝破されていたことであった。目からウロコが落ちる思いがした。
それまでにも、殊勝に人生の指針を求めて、哲学書などをひもといたことはあった。しかし、それらは、総じて実生活と遊離しており、具体的な方法論にも乏しく、所詮、深窓の学者先生の難解な言葉による観念的遊戯としか思えないものであった。
しかし、3年後、残念なことに地方への転勤辞令が下った。それを機に、ヨガとは離れてしまった。そして、長い年月が経ち、50歳を過ぎ、再び、沖ヨガとのご縁をいただけるようになったのは、どうしてなのか。年明けて、またの機会に書くことにしよう。
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