小林 昌樹「調べる技術: 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス」
という本が地元の図書館にあり借りて読みました。
年を経るに従って世の中には自分の知らないことが多いことを痛感します。
そんなとき、俗に言う「調べ物」をあなたは誰に聞きますか?
アメリカなどでは図書館司書がその役目を引き受けます。
某鉱山のことがかいてありそうな本がたまたま関西分館に無かったので東京本館から取り寄せて運良く某鉱山に関する記述があったらその箇所をコピー依頼するところ、「その本に某鉱山に関する記述があったらそのページのコピーを送ってくれ」という依頼を図書館にしたことがあります。
現在では種々のデータベースがネット上でかなりまとまってきているので、司書も、調べ物の依頼が来た時に、この分野はここを見よう、といった「あたり」が付けやすくなってきています。本書には日本の国会図書館に長年勤務した筆者が経験した調べ物のノウハウが記されています。中でも下記は役立つと思います。
国会図書館リサーチ・ナビの人文リンク集
また、国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースも構築されているようです。
レファレンス協同データベース
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