2020年5月14日木曜日

【政府インターネットテレビ】登山での低体温症の恐怖

緊急事態宣言が発令されてからは、汚染県民らしく越境せず大人しくしております。越境自粛という変則事態のせいか低山での単独登山による死亡事故が目立っているようです。ここで今一度、自らの登山態度を反省して見るのも有意義かと思います。

【政府インターネットテレビ】山岳遭難事故防止の為になる良い短編ビデオがありました。


夏山登山でも油断しないで!~低体温症~
 夏山でも、決して油断できない「低体温症」。2009年の夏の大雪山・トムラウシ山では、遭難した多くの方々が低体温症を主な原因として亡くなられました。日本初の国際山岳医・大城和恵さんの解説で、低体温症に陥る原因や予防のポイントをご紹介していきます。
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg19258.html?nt=1

良い番組ですが、残念なことに非常に重要な点が一点抜けています。
https://mountain-skiing.blogspot.com/2019/11/blog-post_16.html
のコメント欄にも書きましたが、
「綿の下着は厳禁」
ということです。

たとえ最近の透湿防水素材のゴアテックスの雨具であっても、汗で綿の下着がズブ濡れになりますと、その綿の下着が容赦なく体温を奪うのです。

私の若い頃は、夏山登山であっても風や高度などで体感温度がヤバくなりそうなときには、下着はウールが常識でした。冬山登山の時など、祖父の形見のラクダの下着を愛用したものです。

その後、保温性と速乾性を兼ね備えた化学繊維が普及してくるとアクリル・ポリエステルでも可というふうに変わってゆきました。今では、冬山用下着として、なんとメリノウール(ニュージーランド産の高級羊毛)のが売られています。


冬山登山用の記事もありました。夏山登山にも通じる教訓が含まれています。
例えば・・・ツェルト(簡易テント)の必要性発汗による低体温症の危険にも触れています。

山岳遭難救助隊長にきく 冬山登山 最低限の心がけ
 夏山登山の経験を重ねた方で、冬山登山に挑戦しようという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、冬山は、装備や必要なノウハウなどが夏山とは全く異なります。何がどう違うのか?冬山登山に必要な最低限の心がけを長野県警山岳遭難救助隊長に聞きました。
                
冒頭~ 冬山における山岳遭難状況・基本的な心がけ
1分47秒頃~ 必要不可欠な冬山専用装備品
4分02秒頃~ 登山道での注意点
6分00秒頃~ 山頂付近での注意点
6分47秒頃~ 下山道での注意点
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg16516.html?nt=1


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