2020年1月7日火曜日

【山の歌】(その1)~山男の心意気~

私が本格登山を始めた昭和50年代、1980年前後、20歳代の頃は、いわゆる登山ブーム全盛期で、登山者の主力は20歳代がダントツでした。2大山岳雑誌「山と渓谷」「岳人」には社会人山岳会の会員募集の広告が多数掲載されていました。

私も、とある社会人山岳会に入会しました。当時は、週休二日制などはほとんど普及していませんでしたが、日曜のみの山行であっても、土曜夜に集合して、登山口でテント泊、夜はアルコールが入って、皆んなで良く歌を歌ったものです。また、どの山岳会でも歌集が配布されていたようです。

その歌集も処分してしまったのが悔やまれます。楽譜、曲、歌詞などは著作権保護の対象になっているようで、ネットではなかなか入手できないのです。

ところで、「山の歌」と言えば、まずダーク・ダックスの次の2つの歌が良く知られているのではないでしょうか?



「山男の歌」歌:ダーク・ダックス、曲:「巡航節」の替え歌
https://youtu.be/AtSlYS7HVPI


1. 娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ 山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ
2. 山男よく聞けよ 娘さんにゃ惚れるなよ 娘心はよ 山の天気よ
3. 娘さんよく聞けよ 山男の好物はよ 山の便りによ 飯盒の飯だよ
4. ナーゲル踏みしめ 尾根行く心はよ 仰ぐ白峰(しらね)のよ 北岳ピークよ
5. 春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 山行く心はよ 希望大きくよ 親しい友とよ
6. 登頂の終わりの ヤッホーが響けばよ 今の苦労もよ どこ吹く風だよ



「雪山讃歌」歌:ダーク・ダックス、曲:アメリカ民謡、詞:西堀栄三郎(京都大学学士山岳会)


1.雪よ岩よ われ等が宿り
  俺たちゃ 街には
  住めないからに
2.シール外して パイプの煙
  輝く尾根に
  春風そよぐ
3.煙い小屋でも 黄金の御殿
  早く行こうよ
  谷間の小屋へ
4.テントの中でも 月見はできる
  雨が降ったら
  濡れればいいさ
5.吹雪の日には 本当に辛い
  ピッケル握る
  手が凍えるよ
6.荒れて狂うは 吹雪か雪崩れ
  俺たちゃ そんなもの
  恐れはせぬぞ
7.雪の間に間に キラキラ光る
  明日は登ろうよ 
  あの頂に
8.朝日に輝く 新雪踏んで
  今日も行こうよ
  あの山越えて
9.山よさよなら ご機嫌宜しゅう
  また来る時にも
  笑っておくれ


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