2015年7月18日土曜日

石の写真を撮る

山で拾ってきた石は、産地名を書いた紙切れと一緒に小袋に入れてます。ある時、家内が、クラフト材料店で、手提げ式の標本ケースを買ってきて、これに整理したら?、というので、試しに、パソコンで作成したラベルと一緒に陳列してみると、馬子にも衣装ですかね、それなりに見栄えがしました。

次に、写真を撮って、フォトアルバムにアップしてたのですが、いまいち写りが良くないので、いろいろ調べて、自分なりの撮影法を考えてやってみました。

デジタル一眼レフを買おうと思ったのですが、とりあえずコンパクトデジカメでやってみることにしました。照明は、LEDより蛍光灯が演色性がいいそうです。高演色タイプではなく通常の蛍光灯を使いました。

撮影セットの自作
ダンボール紙、本立て、黒ラシャ紙(無反射紙、ヨドバシ.comで購入)で作成しました。


ホワイトバランス調整
念のため、白紙でホワイトバランス調整します。



いざ撮影
ズームの方が、ピント合う範囲が広いと思うので、少し離して撮ります。


絞った方が焦点深度深い(ピント合う範囲が広い)ので、絞り優先モードにし、絞り値F10以上にします。当然、シャッタースピードは遅くなるので、ブレないようにタイマーでシャッターONします。


オートフォーカスはスポット(中央部でピント合わせ)にします。


露光は、ESP(全画面)かスポット(中央部)か、写りを見て決めます。


ミュージアムパテ
石を映りの良い姿勢に固定するために用います。元来は、博物館などで陳列物が地震などで倒れないように固定するための物です。ヨドバシ.comで購入。


スケール
石の大きさを表現するための物。定規をコピーして作りました。ミュージアムパテで黒ラシャ紙に貼り付けてます。


撮影例


これで石の写真は一段落。次は、小さな水晶などが沢山あるので、簡単なアクセサリーを作ってみようかと思っています。切断・研磨・穴あけする工具やレジン(紫外線硬化樹脂)などを買い込んであるので、ヒマなときにボチボチやってみようと思っています。


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2 件のコメント:

bandlover さんのコメント...

お疲れ様です

撮影会の出来がいいですね、図鑑のようなできばえですね

昔、赤坂・金生山でとってきた方解石に穴をあけようとしたら、簡単に割れました
硬度の高い水晶なら加工できるのではないでしょうか

方解石は、塩酸で洗うとそこそこきれいになりました・・これは標本ではなく飾りを目的にやってみました。

写真楽しみにしています

迷山漫幽 さんのコメント...

またまた、コメントありがとうございます。

暑いですね~。
大雨直後でお宝が出てそうですが、
虫も多そうで、ためらわれます。

>方解石は、塩酸で洗うと

えっ、泡出して溶けませんでした?

ちなみに、写真の水晶は小川山で拾ったものですが、
赤い鉄サビにまみれていたので、
シュウ酸溶液に2~3日漬けてクリーニングしました。