年末雑感～母の闘病をきっかけに・・・

　２ヶ月前に８５歳の母が急性大動脈解離を発症しました。５日間の日本画個展が無事終了し、３日後にはイタリア旅行に出かけるという矢先のことでした。

　救急病院から専門病院に転送され、深夜から早朝にかけて、１０時間もの人工血管置換手術（死亡率10〜15％）を受けました。高齢にもかかわらず、幸い、手術は成功したのだが、やがて感染症を併発し、再置換手術が不可避となりました。

　そこで、今度は、感染に強い、ホモグラフト（人体から取出し凍結保存してある血管）を使うことになったのだが、前回の手術で身体が弱っていることもあって、死亡率20〜30％とのこと。今度はダメかなと最悪も覚悟したのだが、１２時間後、生きて手術室からＩＣＵに戻ってこれました。しかし、３日間も麻酔から覚めず、やきもきさせられました。

　

　それまで、２ヶ月もの間、家内は、病院まで片道１時間も車を運転して、ほぼ毎日、見舞いに行ってくれました。私も、休日は、見舞いに行かないでおられようか。そこで、当面、終日の遊びは封印することにしたのです（但し、１１月某日の琵琶湖カヤックは唯一の例外）。

しかし、身体はなまらせたくありません。そこで、休日は、市のトレーニングジムに通うことにしました。２時間コースのメニューは以下の通り。

・トレーニングジム

ウォーミングアップ（自転車漕ぎ）：約１０分

各種筋トレマシン：上腕、下肢、腹筋、背筋

ランニングマシン：２０００ｍ以上、約２０分

水泳：２５ｍ、数本

・その他
ヨガレッスン：水曜夜、約２時間

裏山歩き（一部、ランニング）：休日、約１時間

いやはや、今の私では、この程度で心臓パクパクです。
もっとも、動悸・耳鳴り（１～２年前より）に加えて、最近、胸痛・立ちくらみ・めまいが多少あるので、少々心配なのではありますが。
多分、神経症的なものかとは思うのですが、これから順次、精密検査を受診してゆく予定です。

実は、それもこれも、第二の人生の野望のためなんですよ。

それでは、皆様、良いお年を～～！

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